禁煙したくなる話題を集めてタバコをやめたい!

禁煙(継続)する理由を探し求めてます。

喫煙とメタボリックシンドローム

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健康に関心を持つ人が増え、メタボリックシンドローム対策に関する情報がテレビや書籍などでよく紹介されています。
厚生労働省のホームページでも予防方法などが掲載されています。

メタボというと食べ過ぎや過度のアルコール摂取による肥満、偏った食事内容や運動不足などを原因と考える人が多いのですが、喫煙の習慣もメタボに大きく関係がありその発症リスクを高める一因になっています。

例えば喫煙の習慣のある人では糖や脂質の代謝機能に異常が見られる率が高く、糖尿病や高脂血症のリスクがたばこを吸わない人に比べて高くなっています。


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糖代謝を例にとると、たばこに含まれるニコチンが交感神経に働きかけてインシュリンの分泌を低下させてしまいます。インシュリンは血糖値を下げて正常な血糖値を保つ働きをするホルモンなので、喫煙によりインシュリンの分泌が低下することで血糖値の高い状態が作られてしまうというメカニズムです。


一方脂質代謝には、たばこは中性脂肪の増加や善玉コレステロールを減らして悪玉コレステロールを増やすなどの影響を及ぼします。

また喫煙すると血管が収縮するため、高血圧の発症率も高くなります。
さらに喫煙の習慣は、動脈硬化の発症にも大変大きな影響を与えます。


その理由は次の通りです。

活性酸素は体のサビと呼ばれて病気や老化現象の引き金になると言われていますが、たばこにはこの活性酸素が含まれています。


たばこを吸うと活性酸素が体内に入るので血液が固まりやすくなり、血栓ができやすい状態になります。


また健康な血管は拡張しやすく血液が流れるのに弊害はありませんが、たばこを吸うことで血液中の一酸化炭素の濃度が高くなると血管拡張に一役かっている物質が産生されなくなります。


こうして血管の拡張がスムーズにいかなくなると、血流圧により血管は簡単に損傷してしまうのです。


メタボ対策では食生活や運動の習慣、肥満に気をつけるなどがあげられますが、たばこを吸う習慣がある人は併せて禁煙をすることで発症率をより抑えることができます。


難しいこと書きましたが、要はタバコを吸っているおやじはメタボと覚えればいいですね笑

禁煙したからってメタボにならないとは限りませんが。