タバコを吸っている人の顔には特徴がある。
スモーカーズフェイス(タバコ顔)と呼ばれている。
スモーカーズフェイスという言葉はここ十数年で生まれた言葉です。
まさにタバコは老化促進剤。
スモーカーズフェイスの原因と対策について紹介したい。
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スモーカーズフェイスの特徴
喫煙は健康を害するというだけでなく、美容にも悪い影響を与える。
これは医学的にも証明されていて、特に顕著に現れるといわれているのが顔である。
また、女性のほうが影響が大きいといわれている。
イギリス国営放送のBBCによって実施された22歳の双子の女性による実験
片方がタバコを吸い続け、片方はタバコを吸わなかった場合の40歳時点の顔
シミュレーション画像BBC News | HEALTH | Women unaware of smoking risks
どっちがどっちのいうのは言わなくても理解いただけると思いますが、明らかに左の写真のほうがシワが目立ち、顔色も悪く、目も黒ずんで細く見え不健康そうに見えます。
そう、スモーカーズフェイスの特徴とは、上まぶたが下がる 下まぶた(目袋)のたるみ・目の下のくま、深いほうれい線、上唇のシワ あごのたるみ・まぶたの色素沈着 血色の悪さが目立つ・やつれて病的に見える、歯肉が黒ずんでいる というのが挙げられます。
スモーカーズフェースとは透明感が失われる感じでしょうか。
スモーカーズフェイスの原因とは
・ビタミンCが失われ肌の衰えが進む
コラーゲン生成に関わるビタミンcが不足することでシワ・シミが増加
タバコを一本吸うごとに、ビタミンCは約25グラム消費される
・タールが毛穴に溜まった皮脂に取り込まれ黒ずんだ角栓を形成
・ニコチンにより血管が収縮して肌が乾燥し肌荒れ
一酸化炭素が発生するので酸素不足による代謝低下
・タバコによって歯茎や唇の色が黒ずむ
肌の黒ずみや歯の黄ばみも引き起こす
・ニコチン・タールが女性ホルモンの働きを鈍くする
タバコは血液の流れを悪くし、血管を収縮させて酸素や栄養が肌に行き届かなくなります。また、女性ホルモンの分泌を抑え、細胞を傷つけて老化を引き起こす活性酸素を発生させます。
女性ホルモンやビタミンCはコラーゲン生成に影響しているが、タバコは女性ホルモンの働きを鈍くしビタミンCを失わせる。これにより、肌の弾力は失われ、肌のたるみや深いシワやシミなどのトラブルが発生してしまうのです。
スモーカーズフェイスの対策
スモーカーズフェイスの対策とは、禁煙するのみです。
残念ながら、ビタミンCを補給する等は一時的な対策にしかなりません。
喫煙者が継続して喫煙した場合、数年後にはスモーカーズフェイスになっていると考えられます。
女性のほうが影響度が大きいのに、女性の喫煙率が増加傾向にあることは、男性にとってはとても悲しい現実です・・・。