国内の男女の喫煙率は20%で10年前と比べてほぼ横ばいという。
10年前といえば既に世の中禁煙ブームがはじまっていたのに喫煙率が横ばいの水準ということは、成人した人が喫煙を開始したというよりも禁煙に失敗してしまった人がふたたび喫煙をはじめてしまったということではないかと思う。
なぜここまでタバコはやめにくいのか。
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タバコの心理的依存は一生続く?
今日から禁煙開始する(予定の)私としてはぞっとする。
一生心理的依存が続くってことは一生禁煙で苦労するってことなのか・・・。
ニコチン依存症から抜け出すには、身体的依存と心理的依存を克服する必要がある。作田医師は「身体的依存は禁煙すれば3カ月でなくなる。ただ、心理的依存は一生続く。癖や習慣が直りにくいのと同じだ」と語る。禁煙に挑戦してもまた吸ってしまうのは心理的依存の影響が大きい。
引用元:日本経済新聞
身体的依存は3ヶ月でなくなるということは、半年で禁煙失敗したときは心理的依存が引き金になったということかあ。
よく禁煙するから苦しいと見聞きする。
タバコを禁止するから苦しいということ。
卒煙すれば心理的には開放されるのだろうか。
そもそも今のところ禁煙と卒煙の違いが良く分からない。
医師なら患者にうそでもいいから禁煙してもいつかは心理的依存も開放されると言ってほしいです。
そこがネックで禁煙に踏み切れない人って意外に多いと思いますよ?
3ヶ月でまったく吸いたくなくなるってわかっていたらみんな禁煙始めるわけですからね。
認知行動療法の効果
禁煙外来にはいったことはないけど、喫煙をはじめた過去を掘り起こしてから今後タバコをやめたときのすばらしい人生を想像させてタバコをやめる動機をつけさせるというものだそうです。
なかなか治らない心理的依存症には、「認知行動療法が効果的」(作田医師)。なぜたばこを吸いたくなったのか、なぜやめられなくなったのか、禁煙したときの自分はどうなっているだろうと、想像した内容をメモにし、医師と面談しながら、やめる動機を育んでいくのが認知行動療法だ。作田医師は「たばこはストレス解消になるなどのゆがんだ知識や考えを正し、害が多いという考えに戻して禁煙させるのが狙いだ」と話す。
引用元:日本経済新聞
- なぜたばこを吸いたくなったのか
ストレス。
ちなみにタバコを吸い始めた理由はタバコはかっこいいと思っていたから。実際に禁煙中にかっこいい人やきれいな人がタバコを吸っていると妙にタバコがすいたくなった記憶がある。
逆に禿げたおっさんがタバコを吸っているのを見てもバカだなータバコなんて吸って。と完全にスルーできていた。
- なぜやめられなくなったのか
質問の意味が良く分からない。。
いや・・・タバコがやめられず悩んだ末に禁煙外来に行ってこんな質問されたら「は?」と言ってしまうかも。
なぜ禁煙に失敗したと思うか についてはストレスと答えると思う。
なぜ吸いたくなったのかと同じ答え。
前の職場ではタバコを吸うためにビルの外にいかなければいけなかったので、それだけでも気分転換できたし、タバコを吸うという行為が深呼吸に似ていたので実際にイライラしていたのが落ち着いた。
- 禁煙したときの自分はどうなっているか
これは禁煙開始するときにいつも妄想するのだが、海外旅行など長時間飛行機乗ってもタバコを我慢せず、喫煙所を探し回ったりすることもなくなり超楽しい家族旅行をしている姿を想像する。
でも海外旅行に家族でまだ行ったことないし。
今回は他の自分を想像することにしよう。
どこに行っても疲れない身体を手に入れている!
タバコのせいだけとは考えていないけど人一倍疲れやすい。
禁煙によって良質な睡眠と体力が少しでも回復すれば今よりも疲れにくい身体になるのではないか。
ちょっとモチベーションが上がってきた。
思い返せばタバコを吸い始めたころから疲れやすい身体になったような気がする。
疲れやすいと仕事もはかどらないし、どこかにできかけようという気にもならない。
認知行動療法 まとめ
私には禁煙したときの自分を想像することが効果があるように思う。
・疲れにくい身体
・良質な睡眠(短時間でも疲れが取れる)
・喫煙所を探し回らなくて済む
・子供たちへの健康被害(子供の前では吸わないが)
・臭いお父さんではなくなる
さらにタバコでストレス解消できるという考えを正せば完璧だ。